以前の記事では、ヨーロッパ見本市のブース造りで「LEDスクリーンが選ばれる理由」についてお話しました。
そこで今回は、「LEDスクリーンを導入するための準備」についてのお話です。
LEDスクリーンを使用したブースとは?
LEDスクリーンの特徴は、その「明るさ」にあります。例えば、ライトの光が明るい屋内や、太陽の光が当たる屋外でも、映し出しされた映像をクリアに見せてくれます。
そのため、LEDスクリーンを使用したブースでは、会場の明るさや天候などの条件に左右されることなく自社商品を紹介できるのが魅力です。
また、スクリーンの大きさや形状(正方形などの特殊な形状にも対応します)を工夫することで「思わず見てしまう」「インパクトのある」ブース造りが実現できる「表現の多様性」も特徴と言えます。
LEDスクリーンを使ったブース造りの「表現の多様性」についての記事はこちら
LEDスクリーンの導入に必要なもの
LEDスクリーンの導入に必要なものは以下の2つです。
①映像コンテンツ ②機材 |
それぞれご説明します。
①映像コンテンツ
スクリーンに映し出す内容(映像コンテンツ)は、「商談テーブルでさらに詳しく話を聞きたい」と思ってもらえるかどうかを左右する大切な要素です。できれば「ヨーロッパで好まれる映像コンテンツの傾向やトレンド」を理解してくれる制作会社に依頼できると良いですね。
②機材の手配
機材は基本的には「現地調達」となります。現地でレンタルすることでコストを下げることも可能です。また、LEDスクリーンの設置は通常のテレビモニターに比べると複雑なので、現地でのテクニカルサポートをつけて設置できるのが特徴です
▼補足: 液晶モニター、プロジェクターとの違い
同じようにスクリーンを利用したブースとして、液晶モニターやプロジェクターをイメージされる方もいるかもしれません。
確かに、コストを抑えるという意味では液晶モニターやプロジェクターにもメリットはあるのですが、「訴求力」の意味ではLEDスクリーンの勝ちです。
空間の許すかぎり大きなスクリーンの設置ができるLEDに対して(大きいものでは屋内でも「高さ5メートル×幅10メートル」の大迫力も演出できます)液晶モニターはサイズにも画角にも限りがあります。
また、プロジェクターの場合は「明るい場所では見えづらい」、「プロジェクターからスクリーンの導線に人が通ると影として映り込む」などの残念な例も目にします。
LEDスクリーンでのブース施工は、導入までのノウハウを知っていれば実現可能です。
実際に、ヨーロッパでの出展で、思い切ってLEDスクリーンの導入を実現された企業様からは「導入して良かった」「こんなに効果的なら、もう少し大きな画面にすれば良かった」というお声もいただきます。
せっかくコストをかけて出展するからには、来場者によりインパクトを残すブースを作りたいとお考えの方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?